診療案内
診療科目
消化器内科・肝臓内科
ウイルス性、脂肪性肝疾患などの慢性肝炎の診療から治療を行います。
内視鏡検査が必要な方は検査可能な医療機関へ紹介いたします。
アルコール性肝疾患の治療のため断酒・飲酒量低減のための治療も行います。
内科
風邪症状、不眠、生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)の
内科一般の診療を行います。
睡眠時無呼吸症候群に対するCPAP療法の管理治療を行います。
病状により往診の相談も適宜対応いたします。
予防接種・検査
当院では高齢者、一般(小学生以上)の予防接種、特定健康診査(特定健診)や
労働安全衛生規則第43条に定められた雇入時の健康診断などの検査が可能です。
検査項目:
- 血液検査
- 血液ガス分析
- レントゲン検査
- 心電図検査
- 骨密度検査
院内設備
超音波検査(エコー)装置
Canon社製のAplio flexを導入しております。
頸動脈、肝臓・膵臓・胆嚢・腎臓・脾臓・前立腺などを中心に異常がないかを調べます。
Aplio flexではAtteniuation imagingによって肝臓の脂肪量を数値化し、生活習慣病の診断・治療に役立てることが可能です。
体組成計
タニタ 体組成計MC-780A-Nは、脂肪量、筋肉量、体成分などを高い精度で測定することができます。
体脂肪、筋肉量を評価することは、ダイエットの補助やサルコペニア(筋肉量の低下)の予防に非常に重要です。
自費診療
自費診療とは保険診療とは異なり、医療費が全額自己負担となる医療です。
当院では、健康と美容のサポートを目的とした治療を行っています。
お気軽にご相談ください。
初診料 1500円
再診料 500円
対応可能な治療
にんにく注射(ビタミンB1):2000円
ビタミンB1が主成分で、俗に「にんにく注射」と呼ばれたりもしています。
ビタミンB1の構成成分の中に硫化アリルが含まれるため、注射の際に微かににんにく様の臭いがするためです。
注射1本に含まれるビタミンB1は、にんにく50個分に相当します。ビタミンB1は、エネルギー代謝を促進したり、疲労物質である乳酸の除去を促す働きがあります。
ビタミンB1は水溶性で、余ったものは尿として排泄されるので、体内に蓄積せず、過剰症も知られていません。疲労回復、眼精疲労の改善、肩こりの軽減、脂肪燃焼効果、美肌効果などが期待できます。
ビタミンB1欠乏症としては脚気(かっけ)などの病気があります。このような病的状態ではビタミンB1注射が保険適応となります。しかし、明らかな欠乏症状がなく、上述の疲労回復などの改善を目的とする場合には、自費診療となります
プラセンタ注射:ラエンネック1A 1000円
プラセンタ注射は、胎盤から抽出したプラセンタエキスを、皮下ないし筋肉注射します。
投薬量によっては、点滴の形で投与します。プラセンタには、各種栄養素、ビタミン、ミネラル、微量元素、酵素、成長因子など、豊富な成分が含まれています 。
慢性疲労、肌荒れ、しみ・シワなどの美容に対して効果があるとされています。男性更年期症状や発毛・増毛にも有効とされています。
市販されている化粧品などのプラセンタ商品はヒト以外の動物由来ですが、当院で使用しているものは、医療用医薬品として正式に承認されたヒト胎盤由来の安全なプラセンタです。製造段階で厳密にウィルス検査を実施し、さらに高圧蒸気殺菌もされ滅菌処理がなされています。
プラセンタ注射の発売開始以来現在までに、プラセンタ投与が原因と考えらえる国内外での感染症の報告は一例もありません。副作用として、比較的稀ですが、注射部位の疼痛・発赤、悪寒、発熱、発疹、アレルギー反応が出現する場合があると報告されています。
【未承認薬医薬品等であることの明示】
本治療で用いる製剤は、国内承認医薬品ですが、更年期障害や慢性肝疾患における肝機能の改善においてのみ適応があり、本治療で用いる場合には保険適応外となり、自由診療での使用になります。
AGA治療:デュタセリド処方 1ヶ月 6000円
男性ホルモン型脱毛症(Androgenetic Alopecia : AGA)は、成人男性に認められる脱毛症の1種です。男性ホルモンの影響で発症する疾患ですが、男性ホルモン以外にも遺伝や生活習慣などさまざまな要因が関わっていると考えられています。
一般的に額の生え際や頭頂部のつむじ周辺から抜け毛が起こるとされており、進行性の脱毛症であるため時間をかけて少しずつ薄毛が進んでいくのが特徴です。
男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)が脱毛の原因となっているとされています。
DHTは、男性ホルモンの「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素の働きによって変化したもので、このDHTが毛乳頭細胞に存在する男性ホルモン受容体と結びつくと、髪の毛の正常なサイクルを狂わせます。その結果、髪の成長期が短くなり、成長しきっていない毛が休止期や退行期となってしまうことで、毛が細いまま抜けてしまいます。
5α-還元酵素(5α-R)はタイプⅠとタイプⅡの二種類が存在し、それぞれⅠ型DHTとⅡ型DHTを生成します。
前頭部と頭頂部にはタイプⅡの5α-Rが主に存在し、後頭部と側頭部にはタイプⅠが多く存在してるとされています。
治療では、5α-Rの阻害薬であるフェナステリドとデュタステリドが用いられます。
フデュタステリドはⅠ型5α-RとⅡ型5α-Rの両方を阻害し、フィナステリドはⅡ型5α-Rのみを阻害します。
デュタステリドはAGAに対する効果をより期待できる一方性的機能に影響を与える可能性があります。
デュタステリドの内服は前立腺癌のマーカーであるPSAが低下するため注意が必要です。また、性的機能に影響を与える可能性、肝機能障害などの報告があります。
AGAは基本的には美容目的の治療とされ、健康保険の適用外となり、自費診療となります。
【未承認薬医薬品等であることの明示】
本治療で用いる製剤は、男性型脱毛症による治療薬で保険適応はありません。
前立腺肥大症の治療に用いられる薬剤と同様の成分が含まれています。
ED治療:シルデナフィル錠50mg 1錠1000円
勃起不全(Erectile Dysfunction : ED)の定義は「満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できないこと」となっています。
EDは身体的に問題のない機能性と問題のある器質性に分類されます。機能性は心因的な因子、器質性は血管性、神経性、内分泌性、陰茎性などあり複数の因子が重複することもあります。
EDの治療は1999年3月にシルデナフィル(バイアグラ®)が発売され、2004年6月にはバルデナフィル(レビトラ®)が発売され選択肢が増えました。その後、2007年9月に長時間作用型のタダラフィル(シアリス®)が発売されました。
心筋梗塞(6ヶ月以内)、脳梗塞・出血(6ヶ月以内)などの心血管系障害、低血圧(90/50mmHg以下)、高血圧(170/100mmHg以上)、重度の肝障害(肝硬変)、網膜色素変性症(進行性の夜盲)では処方できません。
当院ではEDに対して、シルデナフィル、タダラフィルを状況に応じて処方いたします。
【未承認薬医薬品等であることの明示】
本治療で用いる製剤は、不妊治療目的で健康保険で適応がありますが、当院で処方する際は自費診療となります。